先月、ようやく「脱力」の意味が分かってきたような気がするという内容の記事を書きました。
今回はその続きで、自分的に新たな気づきがあったので、嬉しくて記事にしてみました。
前回の記事は主にバイクでのお話だったんですが、先日、スイムでも少し分かったような気がしたので、また懲りずに書いてみることにしました。
きっかけは、前回のブログで書いたようにバイクでの脱力の延長で、スイムでも上手く脱力できないかな~と思いながら泳いでいました。
もともと力みやすい性格で、少し速く泳ごうと思うとスグに腕がパンパンになってしまうので、腕の力に頼らずに、キャッチの前に指の力を抜くように心掛けたりしていました。
そこで、ある時コーチに
「キック打った後に脚を戻さないでそのまま次のキックを打つように」
とアドバイスをもらいます。
自分では特に意識していなかったのですが、どうやらキックを打った後、キックを打った脚を戻して反対側のキックを打つためにバランスというかリズムをとっているみたいなのです。
みないなのですという書き方をしたのは、自分ではそのつもりがなくて、言われて意識したら確かにそういう動きをしていたので、なぜそういった動きをしているのかなと考えて初めて気づいたからです。
そこで、キック打った脚を戻さないようにするにはどうしたら良いのかと思いながら泳いでいたのですが、癖付いた動きはなかなか抜けなくて苦労していました。
キック打った脚を戻すのも力が入っていたのですが、今度はキック打った脚をそのままキープしようとまたまた変な力が入っていることに気付きました。
そこで、脚の動きというか位置を意識するあまり力が入ってしまうので、いっそ下半身を脱力してしまえと思ってやってみることにしました。
すると、不思議なことになかなか出来なかったキック後の脚のキープが出来るようになり、そうなると無駄な動きが無くなって、スムーズに左右の切り替えが出来るようになりました。
すると、今まで腕主体で左右の切り替えをしていたのが、キックをキッカケに左右の切り替えが出来るようになり、気持ちよく伸びる事が出来ました。
キックをキッカケに左右の切り替えが出来るようになれば、体重移動で左右の切り替えが出来るようになって、今まで腕主体で左右の切り替えから左右の切り替えに合わせてプルが出来るようになりました。
これ、ほとんどの人にとっては当たり前の事なのかもしれませんが、僕にとってはとても大きなことなのです。
スピード自体はそんなに速くなってはいないのですが、同じスピードで泳いでいても、腕や肩がとても楽になりました。
ただ、これも常に出来るワケではないので、自分のモノにするにはまだまだ時間が掛かると思うのですが、これに気付いたというのは自分の中では大きかったので記事にしてみました。
ということで、脱力って大切ですよね~という内容の第2弾でした。