2011年3月
篠山ABCマラソンで初サブスリーを達成し、気分良くマラソンシーズンを終えることができました。
それまでラン中心だった練習も、そろそろバイクに乗らないといけないなということから、組んでから全然乗っていなかったRIDLEYで練習を始めました。
基本的に一人で練習しているのと、新しい道を開拓する気がないというか、まだロードバイクで外を走るのに慣れていなくて怖いというのもあって、基本的にバイク練習は河川敷ばかり走っていました。
しかし、このままでは速くならないので、ルートを新規開拓してみようと思い、大阪北部の山間部へ行くことにしました。
車での道は分かるのですが、自転車でのルートは分からなかったので、事前に調べてスタートしたのですが、地図では普通に通れそうだったのに、車でしか通れないような状況だったり、高架では自転車担いで階段を登ったりと想像以上に悪戦苦闘しました。
そして、目的の山までかなり近づいたところで、またもや車しか通れないだろうという合流を含む場所が出現。
迂回路は見当たらず、車もバンバン流れてきているので、そのまま突入して直進することに。
左側からの合流があるので、左後ろを確認しながら合流する道を横断する形で一気に左端へ進路変更したのですが、後ろに気を取られすぎて、前を向いたときには道が緩やかに右に曲がっていました。
慌ててブレーキを掛けたら、路肩で砂利が浮いていたのもあって、スグに後輪がロックして滑り出したので、とりあえずブレーキを離してから、カウンター当てて立て直せば良いやと思ったら、単車と違ってアクセルないのでアッサリ転倒。
初めての落車でしたが、車は相変わらずバンバン通るし、すぐに起き上がって一刻も早く安全な場所へ逃げるべく自転車を漕ぎました。
落車からの立て直しの速さは、単車でレースをしていた時に身についたものですが、まさかトライアスロンを始めてからも役に立つとは思ってもいませんでした。
自転車と身体のダメージはほとんどなかったので、そのまま目的地へ向かうことに。
大阪の箕面市にある勝尾寺への坂を登って、少しウロウロして無事に帰宅。
距離は約60kmと短かったのですが、ヒルクライムを入れてのこの距離は初めてだったので、程よく疲れました。
その後、何を思ったのか兵庫県芦屋市で開催された「芦有ヒルクライムチャレンジ」という大会を見つけたのでエントリー。
何も考えずにエントリーしての参加なので、だいぶ下位になるのかなと思っていたのですが、247人中97位と思っていたよりは悪くない成績だったので少しびっくりしました。
そんなこんなで、あれやこれやと手を出して楽しんでいた2011年の春、人生の大きな転機が訪れるのでした。